21世紀型教育のススメ

東京都文京区の学習塾ESCA、大学や専門家と連携したマグネットスクール、教材作成などを手がける会社(エスカルチャー株式会社)の代表取締役のブログです。

指導要綱改定について

雑談記事です。

2022年から文系数学においてベクトルがなくなるというのは聞いていたけど、どうやら数cが復活してベクトルはその中に入るようだ。

じゃあベクトルの代わりに何学ぶねん、となるわけだが、ここにはなんと統計が入ってくるようだ。
今でも平均、分散、四分位範囲や相関係数など、データ分析の基礎は範囲に入っているが、どうやら2022年度からは、大学1、2年で学習する仮説検定も範囲に入ってくるぽい。

個人的には統計を勉強してるので非常に好ましい改定やけど、ベクトルがなくなるのはちょっと悲しい。
相関係数とかベクトルで説明できたりするし、むしろ多変量解析とか、ベクトルやら行列やらやってないと意味わからんと思うのやけど、まぁ新しい高校範囲でわかるようにやるのかな。確率密度関数わかってりゃなんとかなる的な。離散データしか扱えなそうだけど。
うちも統計検定講座作ろうかなぁ。小学生から4級受けていって、大学で1級目指す感じのやつ。

いずれにせよ、数学教えてる先生方、お互い頑張りましょう。