環境教育が必要とされる背景②
さて、本日は「環境教育が必要な背景②」を書いていきます。
本日のテーマは「公共性」
一般的に環境ビジネスは公共性が高いため、独立採算制をとることが難しいとされています。
(もちろんすべてに当てはまるわけではないですが・・・)
環境ビジネスを税金でまわす、不必要なNPOが乱立する・・・しかし誰かがやらなければならない・・・。など公共性が高いがために存在する課題は多いのです。
これではサスティナビリティなど言ってる場合ではないと私は思うのです。
さて、ここでなぜ教育が必要なのか
一つには、環境ビジネスについてお金を払うという習慣(文化)を確立したいという思いがあります
消費者が環境ビジネスに価値を見出し、対価を払うことで、環境ビジネス市場を活性化してこそ、サスティナブルを標榜する企業が育成できるのではないでしょうか。
もう一つは、独立採算の取れるビジネスを創出できる人材を育成したいということです。
冒頭の記述とは矛盾してしまうかもしれませんが、いままでの「節約・ボランティア・地味・・・」といったイメージを覆すビジネスも登場しているのです。
しかし、上記で述べたようなことは、環境教育のみでは実現できないとも考えています。
人が何に価値を見出し、創造性を発揮できるかは、幼少期からの経験の多さが重要だと思っています。
環境教育を含め、学校や塾では学べない、専門的ではない「総合教育」が重要なのかもしれません。