説得力のある言葉
本日は当たり前のことを実感、再認識したので残しておこうかと。
先日社会人と学生の交流イベントを行いました。
ここで当たり前のことを実感しました。それは
①知識のある人の言う言葉には説得力がある
②経験のある人の言う言葉には説得力がある
③ブランド(実績)を持っている人の言う言葉には説得力がある
ということ。
説得力がある人にはファンが出来る。
これは教育において大変重要なことです。
いくら正しいことをロジカルに説明しようとも、その人に説得力が無いと効果は半減だと思います。
なぜなら、ロジカルに説明しても、教育の対象となる人はそのロジックを理解できる人ばかりではないからです。
その点、上記3点は分かりやすいのです。
いかに上記3点をクリアできるか。
または、いかに上記3点を満たす分野で教育を行えるか。
これが教育においては重要なことかもしれません。
環境教育が必要とされる背景②
さて、本日は「環境教育が必要な背景②」を書いていきます。
本日のテーマは「公共性」
一般的に環境ビジネスは公共性が高いため、独立採算制をとることが難しいとされています。
(もちろんすべてに当てはまるわけではないですが・・・)
環境ビジネスを税金でまわす、不必要なNPOが乱立する・・・しかし誰かがやらなければならない・・・。など公共性が高いがために存在する課題は多いのです。
これではサスティナビリティなど言ってる場合ではないと私は思うのです。
さて、ここでなぜ教育が必要なのか
一つには、環境ビジネスについてお金を払うという習慣(文化)を確立したいという思いがあります
消費者が環境ビジネスに価値を見出し、対価を払うことで、環境ビジネス市場を活性化してこそ、サスティナブルを標榜する企業が育成できるのではないでしょうか。
もう一つは、独立採算の取れるビジネスを創出できる人材を育成したいということです。
冒頭の記述とは矛盾してしまうかもしれませんが、いままでの「節約・ボランティア・地味・・・」といったイメージを覆すビジネスも登場しているのです。
しかし、上記で述べたようなことは、環境教育のみでは実現できないとも考えています。
人が何に価値を見出し、創造性を発揮できるかは、幼少期からの経験の多さが重要だと思っています。
環境教育を含め、学校や塾では学べない、専門的ではない「総合教育」が重要なのかもしれません。
環境教育が必要とされる背景①
まだ読者も少ないでしょうから、一般的なところから書いていこうかと思います。
今日から数回にわたってのテーマは・・・
環境教育が必要とされる背景について
さらに本日は
環境市場の拡大
というところに焦点を当てていきたいと思います。
さて、これについては言うまでもないかもしれませんが、メディアでも取り上げられている通り、環境市場は拡大しています。しかも世界規模で。
例えば最近話題になっている「水ビジネス」
さまざまな試算が行われていますが、とあるソースによると2007年の37兆円から、2025年には87兆円になると言われています。
また、検索して頂けると分かりますが、環境系の求人は非常に多く、それ専門のサイトまで存在します。
その他にも、環境業界の海外市場調査のレポートは数多く存在しています。
(一度検索してみてください)
これほどまでに拡大・国際化している環境市場・・・
ここに参入し、しかも勝ち残って行くために必要なのは教育なのではないでしょうか。
本日の話は本当にざっくりしてしまいましたが、このあと詳しい部分を述べていこうと思います。
SUS+講演会
いきなりですが、直近の講演会の様子は載せておくべきかなと思ったので。
5月18日に東京大学で「水を通した環境教育」というテーマで講演をさせて頂きました。
SUS+という団体の方が主催する講演会でしたが、幅広い年齢層の方々からフィードバックを頂き、私にとっても大変有意義な講演会でした。
講演者は私を含め3名で、それぞれが「産・官・学」に属する人達でした。
(私は民間企業人ですので、「産」の立場として講演)
私の講演内容は後のコンテンツに載せるとして・・・
総評すると
■環境に課題意識を持っている人は多い
■環境教育に興味を持っている人も多い
■教育における産・学・官の連携不足
■環境教育コンテンツのあいまいさ
(そもそも「環境」とは?教育の目的は?分野が広すぎる、他分野にまたがる横断性の不足など)
他にも挙げたいところですが、まとめるとこんな感じです。
しかしこのような課題を「なんとかしなければ・・・」と思ってい人も多いですし、
講演会後のアンケートでは「環境教育に興味がある」「子供には環境教育を受けさせたい」といった声も多く頂きました。
(そもそも環境に興味を持っている人が講演を聞きに来ているので当たり前の結果かもしれませんが・・・)
私自身が、このような課題にどのようにアプローチしていくかは、今後ブログに記載して行く予定です。
はじめに
ここ最近、ちらほらと人前で話す機会を頂いてたので、まとめと情報発信的な意味を含めブログを始めてみました。
これまでの考え方や講演内容などを小出しにできれば・・・と思っています。
また、このブログを読んで興味を持って頂いた方と新しい出会いがあり、今後の活動につながっていけば幸甚です。